2007年12月01日

ウクレレ単板キット製作日記 その2

sato3

by doracub51さん

前回は、側板の製作が完了しましたので、今回はトップと裏板の製作。

トップと裏板には、あらかじめ出来上がった側板をかぶせて、外側と内側
の輪郭を写し取ります。このときは側板の反対側に例のジグを取り付けて
マーキングしてください。裏板は大体収まればいいのですが、TOPはサ
ウンドホールがありますので、ホールが中心になるようにマーキングして
ください。

マーキングが完了したら、力木の取り付けです。取り付け位置は説明書の
最後に図面がありますので写し取ります。板自体にも大体の位置がけがい
てありますが、確認したほうが良いようです。
TOPは当然ながらインレイ用の溝が無いほうに力木を取り付けます。
力木は長めの材料がセットされてますので、内側のマーキングに接触する
ように長さをそろえましょう。
裏板はゆるく湾曲させることになります。接着剤を多めに長手方向にはみ
出さなければ、少々はみ出すくらいで丁度良いでしょう。はみ出した接着
剤は指でならしますが、肌の弱い人はかぶれますから割り箸などを使うと
良いかもしれません。

力木の接着が完了したら、ブリッジ補強材を取り付けます。ここは多めの
接着剤を使いますが、TOP材との密着を優先してください。力木もそう
ですが浮き上がっていると振動が吸収されてしまいますので、密着するよ
うに製作しましょう。

力木を先にしてもインレイを先にしても良いのですが、胴体組み立て前に
はインレイを作りこんでおきます。
長さあわせは慎重に行ってください。溝からはみ出した部分はカッター
削り取りますが、やりすぎるとTOPに傷をつけますからあとでサンディ
ングするときに平らにします。

普通は裏板から組むようですが、今回はエレレレにする予定ですのでTO
Pから組み込みます。ギターと違ってウクレレはサウンドホールの穴径が
小さいので、ジャックの組み込みに苦労しそうなので先に組み立てます。

今回は、内臓マイクにコム・ピエゾ タイプ1を使ってみました。
http://www.commusic.co.jp/new2.5.html
セットにはローズウッドのマイクベースも入っていて、なかなか良心的な
セットでした。
ジャックは家に転がっていた適当なプラグ。穴径は11mm。テールブロ
ックに6mmドリルで穴を開け、テーパリーマで穴を広げます。ピックア
ップの取り付け位置は、ブリッジ補強材とサウンドホールの間にしました。
まずはローズウッドのベース材を接着。その上にピックアップを同梱され
ていた両面テープで装着。

ジャックへの配線は半田で確りと取り付けます。芋半田ではだめです。半
田の端が流れるようになるまで温度を上げてください。温度が低いと芋半
田になります。芋半田は半田が部品の上で丸くなってますのですぐにわか
ると思います。
今回はプリアンプを外付けにしますので、マイクとジャックを直結してい
ます。配線材は胴体のなかでプラプラさせると、思わぬときにビビリ音の
原因になりますから、テープなどで固定します。

それではよいよ側板と接着します。側板の接着するほうと反対側にジグを
取り付けておきましょう。
最初に木工ボンドをライニングの上に乗せるように付けていきます。この
とき1〜2mmの山が出来る感じで接着剤を盛っておきます。ネック・エ
ンドブロックの上には多めに接着剤を盛りましょう。
次に先に引いておいたマーキングと力木を参考にTOP板を密着させます。
説明書のように割り箸と輪ゴムで固定してもいいですし、クランプを4個
使って固定してもOKです。
周りからはみ出した接着剤は拭っておきましょう。
この状態で1日放置します。

片側が固定できたら、TOP板のはみ出した部分をカッターで削ります。
カッターは木目方向に食い込んで行きますので、削り取る方向に合わせて
カッターの向きをこまめに変えましょう。
側板から1〜2mmのところでカッターを終了して、180番の空研ぎペ
ーパで最後の仕上げを行います。

TOPが出来たら、裏板にかかります。手順はTOPと同じですが、裏板
は湾曲+スラントしているので、クランプは慎重に行ってください。

これで箱の完成です。ここまでやはり2〜3日はかかると思いますのであ
せらずに慎重に作業しましょう。

キット製作中・製作予定の方の参考になればと思います。

posted by woodyblues at 13:56| Comment(20) | TrackBack(5) | 製作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月29日

ウクレレ単板キット製作日記 その1

sato1


by doracub51さん

今回はウクレレマホ単板キットを入手しましたので、製作過程のレポートをしながら
進めたいと思います。
なにしろ気まぐれで怠惰な性格ですので不定期になりますが、その辺はよろしくです。

キットの状態はお店の写真の通り。合板キットではヘッドの飾りカット・指板のホー
ル側のカットはされていませんでしたが、単板キットではフェイマスのFS−3のよ
うな形状で予めカットされています。合板キットも作りました。かなりいい音がしま
したので今回は単板に挑戦です。合板キットはニス仕上げ+アバロンインレイ、今回
はオイルステンで作ってみる予定です。

最初はどこからでもいいのですが、棹の接続面のえぐり具合は胴体に合わせることに
なるため、胴体から作ります。

マホ合板キットでは、箱までは出来ていたのでインレイと仕上げに専念できますが、
単板キットでは胴体も作らなくてはいけません。
ただし、それなりの苦労は報われます。合板キットでは大量生産のためでしょう。
接着面から接着剤がはみ出していたり、あわせ面が密着していなかったりで完成品
とは言ってもそこそこ手を入れる必要がありました。
単板キットでは、そんなところも丁寧に作ってあげれば満足できる仕上がりになるで
しょう。

まずは側版から形にします。側板は一枚の板をひょうたん型に曲げた状態で入ってい
ますので、端と端を合わせてみて図面と大きく変わらなければ、そのままで組んでし
まって大丈夫です。小さい場合は、ネックブロックを接着するときにあわせ面の隙間
を広く取ってあげます。
大きい場合はあわせ面を削りますが、若干大きいのであれば裏板などは大き目に切っ
てありますので、それより大きくなければそのまま組んでしまいます。

大体大きさが決まったら、平らな板に載せて平面を出します。反対側はそろって無く
てもボトムからトップへかけて斜めにカットしますのでそのときに整形します。

ネックブロックとテールブロックを接着します。ネックブロックは中心線を先に書い
ておいて、側板を張り合わせるときの参考にします。
平面を出したほうがTOPになります。この平面側の側板と、ネックブロックのトッ
プを面一に接着します。反対側は5mmほどネックブロックが短いですが、この分を
あとから削ります。
テールブロックは割りと適当に、といっても出来るだけ中心に接着します。接着はネ
ック・テール共に木工ボンドでしっかりと接着しますが、ライニングを張るときや斜
めカットの時などではみ出した接着剤が邪魔になりますので、程々の量で接着してく
ださい。
接着したネック・テールブロックはクランプなどで半日くらい固定しておきます。

ブロックが固まったら、側板の裏板になる面を斜めにカットします。
予め、ひょうたんの大きいほうの頂点から、ネックブロックの5mmほど足りていな
い部分まで、マスキングテープで一直線に目印を張ります。
マスキングテープからはみ出た部分をカッターと180番の空とぎペーパで削ります。

このとき、大き目の板の上で左右がガタガタしないか、へこんだ部分がないか確認し
ながら作業します。

このカット作業ですが、ウクレレは大きい円と小さい円が重なった形と考えると、大
きい円の容積と小さい円の容積比を同じくらいにして、内部の共鳴振動数をそろえる
目的ではないかと思ってるのですが、如何なものでしょう?。どなたか知っている方
がいらしたら教えてください。

次にライニング(内張り)を張りますが、ライニングを張るとひょうたん型の形が決
まってしまいますので、説明書にあるジグを作っておきましょう。このジグは張り合
わせの時に反対側に装着して、一番へこんでいる部分を絞った状態でライニングを取
り付けます。
ここも接着剤がTOPと裏板の接合面にはみ出さないようにしてください。また、ラ
イニングは現物あわせですので、接着剤を塗る前に十分に合わせてみてから長い部分
をカットしておきます。
ライニングの接着も木工ボンドで済ませました。ライニングは曲面のため、固定点が
多くなります。私は100円ショップの洗濯バサミを買ってきて使いましたので、片
面づつ交互に作業しました。

ここまでで、側板の製作がおおよそ完了。大体2〜3日でしょうか。注意点というわ
けではありませんが、低粘度の瞬間接着剤は接着剤が固まるまえにマホガニが吸収し
てしまいます。瞬着はブロックの接着に使ってみましたが大失敗。高粘度の瞬着なら
いけそうですが、高粘度は強度的に心配でしたので使いませんでした。

キット製作中・製作予定の方の参考になればと思います。
posted by woodyblues at 00:13| Comment(1) | TrackBack(0) | リペアー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月21日

オベーションリペア by doracub51さん

Ovatuion02-S

とりあえず、指板の研磨が完了しました。

ご回答いただいたドレッドノートキットですが、大変申し訳ありませんが
HOSCO社のキットでしょうか?。
もしもそのようでしたら、オプションでスプルース単板とロゼッタのセット
がラインナップされているようです。

また、ウクレレ単板のキットですが、現在遅速ながらHOSCO社のもの
を作っています。今のところピエゾを埋め込んで箱が生地完状態です。
このキットの箱完成タイプを以前作ったのですが、第一フレットの部分で
長さが違ったことがあり、あとから修正するのにナットピローで対応した
ことがあります。
最初から作りこんであげればと悔やまれますね。
それと、もしもHOSCOのものであれば、標準添付のペグのつくりがよ
くありません。
最初はそのままにしていましたが、すぐにGOTOH製に取り替えました。
今製作中のものは最初からGOTOH製を用意しています。
ペグの穴はたしか8mmで開いているので、一度穴埋めをしてから7.3
mmで穴あけする必要がありますので、交換される方の参考になれば。
posted by woodyblues at 00:12| Comment(1) | TrackBack(0) | リペアー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

doracub51さん

今回、とあるお店にずっと飾ってあったオベーション レジェンド
モデル1117 をリペアすることになってしまいました。

話の経緯は、お店(ハワイアンのお店)に数回出入りしているう
ちに、ウクレレよりもギターに触っている時間が長く、実際に使
っているウクレレもバインディング・ラデン(アバロン)塗装ま
で自作のものを使っていたため、店長から「治せるなら直して」
「いいよ〜」っと軽い気持ちで引き受けました。

で、家に持ち帰ってよく見ると、バーフリングは一部がなくなっ
ていて、その部分はTOPとボディの間に隙間が・・・。当然ト
ップも割れてヒビが入っていて、他にも数本塗膜にヒビが入って
ます。
幸い、ホールからケータイで写真を撮ってみたら、まだブレイジ
ングはしっかりしてました。

ブリッジのサドルはボロボロで作り直し。棹はグンニャリと曲が
っていて、妙にゆがんでる。
当然30年前近くのものなんで、フレットは半分に削れたまま。
最後はヘッドの首辺りにも亀裂が見つかりました。
たぶん演奏中に酔っ払いが落としたんじゃないかと
ここまでのものをまったくのシロートがどこまでリペアできるか
って感じですかね。

 
posted by woodyblues at 19:23| Comment(1) | TrackBack(0) | リペアー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月30日

【質問編】 なんか良くわからない ??

これからやろうと思っているけど、
何かよくわからない。
フラストレーションがたまったら
ここへどうぞ!

posted by woodyblues at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【失敗編】 なぜうまくゆかない ?!

うまくいかなかったウップンをここへ!
悔しい気持ちは、まずはここへぶつけよう!
思いっきりブチまけてしまおう!
ウップンをぶちまけて、次への飛躍に結びつけよう!
posted by woodyblues at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【成功編】 ついにやった !   ばんざ〜い !

うまくいったら自慢しよう!
ここに思いっきり自慢しよう!
優越感に浸り、さらなるグレードアップに
挑戦!


posted by woodyblues at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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